香りで美しく「ロジェ・ガレ」の歴史とスキンケアラインについて
フレグランスビューティーといえば、思い浮かぶのが「ロジェ・ガレ」
原宿の交差点の路面店を通るたびに華やかな香りがして、幸せになれる私のパワースポットです。
そしてロジェ・ガレから2017年1月に発売したのがスキンケアライン「オーラミラビリス」
先日、ロジェ・ガレのスキンケアラインの新作「オーラミラビリス」の体験会に参加してきました。
【ロジェ・ガレの歴史】について
300年以上前に、ヨーロッパの修道僧が「アクアミラビリス(=驚異の水)」を
天然の治療薬として考案しました。
薬草園で栽培された貴重な植物を使用してできたアクアミラビリスは、
身体のどの部位にも使用することができる万能薬。
伝染病の予防、火傷や傷のケア、健康の維持や美容に用いられていたそうです。
その秘伝のレシピを1693年に受け継いだのが
ジョバンニ・パオロ・フェミニスというイタリア人調合師・蒸留技師
約30年後の1727年、ヨーロッパ最古の大学であるドイツ ケルン大学で
このアクアミラビリスの特許を取得。
その後、アクアミラビリスは「オーデコロン(=ケルンの水)」と呼ばれ、
ヨーロッパを中心に流行りました。
1806年、ジャンマリ・ファリナがアクアミラビリスから生み出したのが
「オーデコロン ジャンマリファリナ」
この香りは、ナポレオン1世を始め、ヴィクトリア女王、マリー・アントワネット
と歴史に名前を残す偉人たちに愛されました。
そのジャンマリ・ファリナからパリに構えていたお店を受け継ぎ
1862年、「ロジェ・ガレ」がオープンしました。
ちなみにロジェ・ガレは、受け継いだレオン・コラスの姪たちの結婚相手
アルマン・ロジェとシャルル・ガレ
のそれぞれの名前から来ているのだそうです。
今回体験したオーラミラビリスは、ロジェ・ガレの起源となる
アクアミラビリスからインスピレーションを受けたスキンケアライン
アクアミラビリスに配合されている18種類の植物のエッセンシャルオイル
2016年に、ドイツのルール大学の細胞生理学研究チームが、
このエッセンシャルオイルが肌の嗅覚受容体に作用し、
回復や再生につながる細胞の増殖メカニズムにつながることがわかりました。
2017年に、欧州皮膚科感染症学会でこの発見が発表され、
ロジェ・ガレは、いち早くこの発見を取り入れた
スキンケアライン「オーラミラビリス」を発売しました。
「オーラミラビリス」は、シンプルな4ステップ
Step1: 洗う
Step2: 潤す
Step3: トリートメント
Step4: プロテクト
【Step1: 洗う クレンジングマスク】
少し緑がかったジェルタイプのクレンジング。
水と合わさることで、乳化しクレンジングとして機能します。
お肌のクレンジングを集中して行いたいときは、
3分置くと、より汚れを取り除いてくれるマスクにもなる優れものです。
【Step2: 潤す ウォーター】
化粧水は、エッセンシャルオイルとフルーツビネガーの2層に分かれているので
振ってから使用します。さらっとしたテクスチャーで、付け心地はさっぱりしっとり。
たっぷり目に使用するのがおすすめです。
【Step3: トリートメント エクストラクト】
エクストラクト(美容液)も化粧水と同様に2層に分かれています。
振ってしまうと見えないのですが、中心がぐるぐるっとなっている
ディスティルドーズという特許申請中のパッケージ。
よく振ってから、ボトルを傾けると約1回分の適量が出て来ます。
【Step4: プロテクト クリーム】
最後閉じ込める蓋の役割、クリームは、柔らかいテクスチャー。
お肌全体が柔らかくなります。
今月末の8/25に、4つ目のステップに、クリームだけでなく
新しいテクスチャの2製品フルイドとバームが登場します。
これで、シチュエーションやお肌のコンディションに合わせて、保湿を選択することが可能に。
フルイドはクリームより、より柔らかく軽いつけごこち。
私は、最近の暑い日が続いているので、朝にさっぱり使いたいなと思いました。
一方のバームは、とってもリッチでコクのあるテクスチャー
寝ている間の保湿や朝起きてもしっとりするので夜に使うのがおすすめです。
気になる方は、
8/14にロジェ・ガレの各店舗でサンプリングがあるそうなので、
ぜひ行ってみてください:)
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