焼肉の新しい楽しみ方を提案【うしみつ 恵比寿本店】
仲良いメンバーでうしみつ 恵比寿本店へ。
駅のロータリー側出口から徒歩5分
お肉料理はもちろんのこと、お酒にエンターテイメント要素も満載で今までにない楽しいディナー🍽
デートや家族でのお祝いに利用したいお店です。
スペシャリテ:黒毛和牛タン キャビタン 〜卵黄のエスプーマ〜
濃厚だけどふわっふわな卵黄の下にはみずみずしいタンが。
タン元の千切りを湯引きしたもので、トリュフオイルを和えて
卵黄とタンの甘み、そしてキャビアの塩味のバランスが絶妙で、
この組み合わせを考えた方にお礼を伝えたい 笑
刺身:いくら、ホタテ、うにの缶詰ユッケ
缶詰を開けると出てきたのがうに、いくら、ホタテのお刺身。
遊び心のある缶詰は、この店オリジナルで作ったもの。
合わせるユッケだれも絵の具のようなパッケージで、
うしみつでの食事はもはやエンターテイメント!!序盤から堪能することができました。
一門名物:-20℃/200℃温度差の新体験 宮崎県産和牛サーロインの一門焼き
サーロインにつきものの脂身が多い部分など丁寧にカットされ
さしのバランスが一番いい場所を選んでくださっています。
このお肉と一緒にいただくのは大根のシャーベット
人って温かいものと冷たいものを一緒に食べるとうまみを倍感じるのだそうで、
この脂身の重みをさっぱりと変えてくれる大根を一番相性のいい形で提供。
そして他にも、桜海老と海苔を添えることで珍しく磯の香りを一緒に楽しむことができるようになっています。
けんしろう名物:神戸牛シャトーブリアンのけんしろう焼き
関東圏ではなかなか入手が難しい最高級和牛の神戸ビーフ。
最高級ランクのものが手に入ったということでその中の一番柔らかいシャトーブリアンをいただきました。
「焼かない焼肉」という形で、桜チップを使って燻製にすることで
周りに柔らかな桜の香りがついており、うまみが落ちることなくぎゅっっと閉じ込められています。
上には、フルールドセルという天日塩とカンボジア産の生胡椒が添えられています。
塩焼き物:神のタンと神のハラミの厚切り、雪室熟成タン
今回のお肉ですが、芝浦のお肉の卸しの方が、ホルモンを普段目にする「A5」とかのランクではなく、独自の格付けで最上級とするものを「神のタン」と「神のハラミ」としてランク付けし、
うしみつの系列だけに卸されているというかなり特別感のあるもの。
そんな最上級タンは、切れ目を入れない代わりに膜が貼るように焼き目がついてうまみを閉じ込めているのだそう。
このタンの焼き加減のコツを伺うと、中が全く見えないので、トングから伝わってくる表面の固さや中の弾力感をかなりの枚数焼いて経験して、培うという人間国宝と呼びたいほどの焼きスキルでした。
タンとハラミに合わせたのは、ミュラー・トゥルガウ。
タンに塩を合わせるように、ワインも柑橘系にしてくださりました。
ハラミに合わせたのは、ロマネ・コンティなどを産んだエリアで生産されているピノ・ノワール。
2016年のものです。
火鍋:薬膳火鍋のしゃぶしゃぶ3種(タンしゃぶ、ミノしゃぶ、ともさんかくしゃぶ)
大胆にも網の上にストウブを置き、出てきたのは火鍋。
焼肉に火鍋?と疑問でしたが、そこに現れたのはまさかのお肉達。
タンは薄切りにしてさっとくぐらせるだけ。
ミノはじっくり火を入れて大根おろしと生黒胡椒。
ホルモンってそのお店のお肉に対する思いが詰まっている気がしていて、ミノも臭みが全くなくしっとりいただけました。
トモサンカクは自家製のタレと卵黄を合わせていただく、濃厚な一品。
この珍しいお肉に合わせていただいたワインが、今回の中でいちばんのお気に入り。
meigamma(メイガンマ)
その名前は、サルデーニャ地方でお昼ご飯を食べた後、怒る眠気のことをいうのだそう。
そのくらい生活の速さに流されずに、ゆっくりとした穏やかな時間をこのワインと作っていってほしいという生産者の思いからつけられたのだそう。
ハーブ感のある味わいで、とっても飲みやすくボトルも可愛いので、お家にも置いておきたい!と思ったもの。
タン、ミノは白で、トモサンカクは赤でというのがソムリエの方のご提案でしたが、
それ以上にずっと飲んでいたい華やかな香りのワインでした。
タレ焼き物:万葉牛、近江牛 シャトーブリアンのタレ肉食べ比べ
万葉牛は、「食べて美味しいお肉」を研究し尽くした究極のお肉。
1人が見る頭数を制限したり、牛にストレスを与えないように住環境も食事も調整されていて
まるで人間、それ以上に大切に育てられてきた牛。
絵に描くような刺しで、口の中に入れるととろんととろけていなくなります。
一方で、近江牛は関西特有の甘みを感じれるお肉。
先ほどのお肉と同様にとろんととろけていきますが、さすが食べ比べ
万葉牛と比較して、ほのかな甘みを舌に残していってくれます。
肉料理:シャトーブリアンのカツサンド
そして、更に極め付けのお肉料理がこのカツサンド。
パンはブリオッシュを使用し、贅沢にもシャトーブリアンを厚切りにし火入れも絶妙で
重いはずなのにこちらもしっかりと完食することができました。
お食事:薬膳火鍋の出汁で炊き上げた薬膳ご飯
そして最後の〆料理は、先ほどの火鍋をアレンジした薬膳ご飯。
たっぷり乗ったウニはご飯の暖かさに溶けながらもしっかりとその濃厚な部分を残していて
ネギとの相性も抜群でした。
デザート:桜のスノーパウダーケーキ ココナッツのかき氷と桜のシロップ
桜が散りばめられているこの時期にぴったりな甘味。
こちらもまた遊び心を感じるスコップ型のスプーンで。
表面をつつくと出てきたのは、ふわっふわのかき氷。
それは珍しいココナッツのかき氷で桜のシロップと品良くいただけます。
本当に豪華なコースをぎゅっと詰め込んだスペシャルコース
これだけの品数、そしていい量のお肉を食べていたにも関わらず、
全く胃もたれせずペロリと完食できたのは、ペアリングでいただいたお酒のベストマッチなところや
お肉の質が圧倒的に良かったからなのかなと感じています。
(そして翌朝二日酔いもなく、スッキリ起きれたことも)
お肉が好きな旦那さんと今度は家族でゆっくり来ようと思います。
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